声恋(言語聴覚士ヒューマンシリーズ第4弾)

「声を失った日、人生まで終わったと思っていた。」

そんな一人の女性が、自分の声と人生を少しずつ取り戻していく物語です。

『声恋』は、声優を目指す主人公・天宮理乃と、吉祥寺のクリニックで働く言語聴覚士・瀬名航平との出会いを描いたヒューマンドラマです。

理乃はオーディションを目前に声帯結節を発症し、大切な「声」を失います。夢を諦めかけた彼女が出会ったのは、言葉よりも「待つこと」を大切にする一人の言語聴覚士でした。

リハビリを通して少しずつ声を取り戻していく中で、理乃は自分自身と向き合い、夢との向き合い方、そして人とのつながりの大切さに気づいていきます。

本作は恋愛小説ですが、描きたかったのは「恋が実ること」ではありません。

立ち止まったからこそ出会えた人がいて、声を失ったからこそ見つけられた人生がある――そんな「再生」の物語です。

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