失語症100の疑問
私は言語聴覚士として、これまで多くの失語症の方やご家族と関わってきました。
その中で何度も耳にしてきたのが、
「失語症ってどんな病気ですか?」
「話せるようになりますか?」
「家族はどう接すればいいのでしょうか?」
という不安や疑問の声です。
突然「失語症」と診断されると、ご本人だけでなくご家族も大きな戸惑いを感じます。
インターネットにはさまざまな情報がありますが、専門用語が多くて難しかったり、必要な情報が見つけにくかったりすることも少なくありません。
そこで、失語症についてご本人やご家族が安心して読める一冊を作りたいという思いから、この本を執筆しました。
本書の内容
本書では、失語症について多くの方が抱く100の疑問にQ&A形式でお答えしています。
例えば、
- 失語症とはどんな障害?
- 失語症は治るの?
- リハビリは何をするの?
- 家族はどのように接すればいい?
- 仕事や趣味は続けられる?
- 失語症になっても幸せに暮らせる?
といった疑問について、専門用語をできるだけ使わず、言語聴覚士の立場からわかりやすく解説しています。
この本で一番伝えたいこと
この本で最も伝えたいことは、
「失語症になっても人生は終わりではない」
ということです。
言葉が思うように出なくなることは、とてもつらい経験です。しかし、言葉が出にくくなったからといって、その人らしさや人生の価値が失われるわけではありません。
リハビリを続けながら自分らしい生活を取り戻している方はたくさんいます。
この本が、失語症と向き合うご本人やご家族の不安を少しでも和らげ、これからの生活への希望につながることを心から願っています。
最後に
ことば本舗では、このブログでも失語症や高次脳機能障害、嚥下障害などについて、言語聴覚士の視点からわかりやすく発信しています。
本書とあわせて、ブログやYouTubeもご活用いただければ幸いです。
失語症とともに歩む皆さまにとって、この一冊が少しでもお役に立てば嬉しく思います。


