高次脳機能障害100の疑問
退院して、いざ住み慣れた我が家での生活が始まると、病院の中では見えなかった数々の戸惑いやトラブルに直面することがあります。
- 「さっき伝えたばかりの予定を、何度も何度も聞いてくる……」
- 「急に別人のように怒りっぽくなって、どう接していいか分からない」
- 「麻痺はないはずなのに、道具を持たせると手元がロボットのようにぎこちない」
「なんでできないの?」とつい責めてしまったり、24時間ハラハラしながら見守り続けたりして、ご家族のほうが心身ともにヘトヘトになってしまうケースは本当に少なくありません。
でも、どうか一人で悩まないでください。 本人が怒るのも、忘れるのも、ウロウロするのも、決してワガママやだらしなさからではないのです。病気や怪我によって傷ついた「脳のバグ(症状)」が原因です。
そんな見えない障害と闘う我が家を救うのは、家族の気合や根性ではなく、脳の特性に合わせた「優しい環境の仕組みづくり(構造化)」です。
この度、在宅介護の現場でご家族からリアルに寄せられた切実な悩みに本音でお答えした、世界一優しいおうちケア・マニュアルを1冊の本にまとめました。
『高次脳機能障害100の疑問』
本書は、どこからでもパッと開いて読めるQ&A形式になっています。 日常の「困った!」の背景にある脳のメカニズムを分かりやすく解説し、お金や時間をかけずに今日から実践できる具体的な対策を網羅しました。
言葉での命令(足し算)をあきらめて、環境を少しだけ整える(引き算)。 それだけで、本人は大人のプライドを保ったまま「自分でできた!」という笑顔を取り戻し、ご家族のハラハラする負担は半分以下になります。
📄 本書の内容(一部抜粋)
- 重複質問の特効薬! リビングに置く「ホワイトボード」の最強の書き方は?
- 予定の書き換えで大混乱! スケジュール帳(手帳)を選ぶ時の3つの絶対条件は?
- 薬の飲み忘れ・重複内服を防ぐ 「お薬ポケット」の正しい配置は?
- 疲れやすさ(易疲労性)を本人が自覚できず、動きすぎる時のコントロール法は?
- 夜中に何度も目が覚めて起き出してしまい、家族が睡眠不足になる時の環境の整え方は?


