失語症友の会とは?

失語症になると、

「以前のように会話ができない」
「外出する機会が減った」
「同じ悩みを持つ人と話したい」

と感じる方が少なくありません。

ご家族も、

「相談できる相手がいない」
「他の家族はどうしているのだろう」

と悩むことがあります。

そんなときに役立つのが「失語症友の会」です。

失語症友の会は、失語症のある方やご家族が集まり、交流や情報交換を行う場です。

全国各地に活動している友の会があり、多くの方の支えになっています。

失語症友の会とは?

失語症友の会は、失語症のある方同士やご家族が交流し、社会参加を促進することを目的とした団体です。

近況報告や趣味活動、レクリエーション、情報交換などを行っています。

全国には多くの友の会があり、それらをまとめる組織として 日本失語症協議会(旧・全国失語症友の会連合会)があります。1980年代から活動が続けられており、失語症当事者と家族の大切な居場所となっています。

どのような人が参加しているの?

主に、

・失語症のある方
・ご家族
・言語聴覚士
・失語症意思疎通支援者

などが参加しています。

失語症になった時期や年齢はさまざまですが、

「言葉の障害とともに生活している」

という共通点があります。

どのような活動をしているの?

友の会によって活動内容は異なりますが、例えば、

・おしゃべり会
・レクリエーション
・外出活動
・講演会
・勉強会
・作品展示
・機関紙の発行

などが行われています。

言葉の練習だけでなく、「仲間と楽しい時間を過ごすこと」が大きな目的です。

失語症の方にとってのメリット

同じ悩みを持つ仲間と出会える

失語症になると、

「自分だけが取り残されたような気持ち」

になることがあります。

しかし友の会では、

・言葉が出にくい
・電話が苦手
・仕事に悩んでいる

など、同じ経験をしている仲間と出会うことができます。

「自分だけではない」と感じられることは大きな支えになります。

会話の練習の場になる

退院後は家族以外と話す機会が減ることがあります。

友の会では、

・ゆっくり話を聞いてもらえる
・失語症への理解がある

ため、安心して会話に参加できます。

結果として、自然なコミュニケーションの練習にもなります。

家族にとってのメリット

失語症友の会は、ご本人だけの場所ではありません。

ご家族にとっても、

・悩みを相談できる
・情報交換ができる
・気持ちを共有できる

貴重な場です。

同じ立場の家族と話すことで、「自分だけが悩んでいるわけではない」と感じられることがあります。

社会参加のきっかけになる

退院後は、

・家にいる時間が増える
・外出機会が減る

ことがあります。

友の会への参加は、

外出する理由
人と関わる機会

になります。

社会とのつながりを保つことは、生活の質の向上にもつながります。

どうやって探せばいいの?

地域の友の会は、

・病院の言語聴覚士
・地域包括支援センター
・自治体
・日本失語症協議会

などを通じて探すことができます。

全国各地に友の会があり、日本失語症協議会には加盟団体の一覧があります。

参加を迷っている方へ

初めて参加するときは、

「うまく話せるだろうか」
「知り合いがいない」

と不安になるかもしれません。

しかし、参加者の多くが同じ気持ちで参加しています。

失語症のある方も、ご家族も、無理に話す必要はありません。

まずは見学だけでも構いません。

実際の雰囲気を知ることで、不安が和らぐこともあります。

まとめ

失語症友の会は、

・失語症のある方
・ご家族
・支援者

が集まり、交流や情報交換を行う場です。

参加することで、

・仲間と出会える
・会話の機会が増える
・家族の相談先ができる
・社会参加につながる

といったメリットがあります。

失語症は退院後も続く障害です。

だからこそ、一人や家族だけで抱え込まず、同じ経験を持つ仲間とつながることが大切です。

友の会は、その大きな支えの一つになるでしょう。

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