パーキンソン病50の疑問
このたび、『パーキンソン病 50の疑問』を執筆・出版いたしました。
前著である『パーキンソン病 嚥下・発声50の疑問』の刊行後、読者の皆様からたくさんの温かいご感想や、
「話すこと・食べること以外の、日常の困りごとや将来の不安についても知りたい!」という切実なお声をいただきました。
今回の書籍は、そうした声に全力でお応えしたシリーズ第2弾(続編)となります。
どんな本?
パーキンソン病と診断されたとき、あるいはご家族の症状が進んできたとき、頭の中にはたくさんの「なぜ?」「どうすればいいの?」が浮かんでくると思います。
- 「震えがなくてもパーキンソン病なの?」
- 「薬の効き目が切れて体が固まる(ウェアリング・オフ)ときはどうしたらいい?」
- 「足がすくんで出なくなったら、どうやって踏み出す?」
- 「気分の落ち込みや幻覚が出たとき、家族はどう対応すればいい?」
- 「使える公的制度や介護保険の申請手順を知りたい」
本書では、こうした当事者やご家族が日々抱く疑問を1問1答形式で全50問ピックアップし、専門用語をできる限り噛み砕いて解説しました。
目次から気になる質問を開くだけで、今すぐ使える解決策やヒントにたどり着ける構成になっています。
本書の5つの特長
- 発声・嚥下以外の「生活・運動・心・お薬・制度」を完全網羅 :前著で触れられなかった全身の運動、日常生活の工夫、メンタルケア、公的支援まで幅広くカバーしています。
- 1問1答でどこからでもすぐ読める :調子が悪いときや時間がないときでも、必要なページだけサッと読むことができます。
- 全問に【一言メモ】付き :回答の末尾には、要点をギュッとまとめたメモを記載。おさらいやご家族間での情報共有に便利です。
- 「家族の介護疲れ」や「見守り方」にも寄り添う内容 :当事者ご本人だけでなく、支えるご家族が「頑張りすぎない」ための具体的なアドバイスを盛り込みました。
- 最新の医療・研究動向も掲載 :デバイスを用いた新しい治療法や、iPS細胞などの最新研究についてもわかりやすく紹介しています。
主な内容(目次より抜粋)
- 第1章:病気と症状の疑問(震え、歩行障害、すくみ足、姿勢、便秘、睡眠など)
- 第2章:薬と治療の疑問(ウェアリング・オフ、ジスキネジア、副作用、DBS、持続投与療法など)
- 第3章:リハビリと運動の疑問(自宅での体操、安全な散歩、起居動作のコツ、バリアフリーなど)
- 第4章:日常生活と心・認知機能の疑問(食事と薬の関係、着替え、うつ・不安、幻覚、仕事、運転など)
- 第5章:家族の関わりと社会支援・将来の疑問(介護疲れ、難病医療費助成、介護保険、手帳、緊急時の備えなど)
パーキンソン病とのつきあいは長く、時には不安やもどかしさを感じることもあるかもしれません。
しかし、正しい知識を持ち、適切な治療やお薬、そして生活の工夫や周囲のサポートを頼ることで、自分らしい笑顔の時間を長く保ち続けることができます。
一人で悩みを抱え込む必要はありません。本書が、皆様とご家族の毎日を少しでも軽やかにし、安心と希望を持ってこれからの歩みを進めるための「頼れる案内書」となれば幸いです。
ぜひ、お手にとっていただければ嬉しいです。

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