聴覚障害50の疑問
日常の臨床やご相談の中で、よくこんな声を耳にします。
- 「病院で診断を受けたけれど、難しい専門用語ばかりで頭が真っ白になってしまった」
- 「家族の耳が遠くなり会話が減ってしまったけれど、どう話しかければいいか分からない」
- 「補聴器って高いけれど、本当につければ昔みたいに聞こえるようになるの?」
- 「子供の耳が聞こえにくいとわかり、将来の学校生活や友達関係が不安でたまらない」
耳の聞こえにくさ(聴覚障害)は、外からは目に見えにくい障害です。そのため、当事者の方もご家族も、一人で悩みを抱え込み「誰に何を相談すればいいのか分からない」と立ち止まってしまうことが少なくありません。
本当は「明日からの暮らしですぐ使えるヒント」が欲しいのに、専門書を開くと難解な言葉が並んでいて途中で閉じてしまう……。
「専門用語を一切使わず、誰もが口にする素朴な疑問に、優しく分かりやすく答える本を作りたい」
そんな想いから生まれたのが、この『聴覚障害50の疑問』です。
本書『聴覚障害50の疑問』の3つのこだわり
誰もがサクサク読めて、すぐに実践できる本を目指して、以下の3つのこだわりを込めました。
1. 誰でもスッと理解できる言葉で解説
「補聴閾値」や「語音明瞭度」といった医療用語は使っていません。読んだその瞬間から理解できるよう、身近な例えや丁寧な言葉遣い徹底しています。
2. どこからでも読める1問1答形式&【一言メモ】付き
受診の疑問から、補聴器・人工内耳のリアル、日常のコミュニケーションテクニック、子育て・学校生活、大人の仕事や防災まで、ライフステージに沿った50の質問を厳選しました。 各質問の最後にはポイントをまとめた【一言メモ】を載せているので、忙しいときでも要点がひと目で分かります。
3. 「完璧に聞くこと」ではなく「伝える楽しさ」を届ける
耳だけで全てを聞き取ることだけがゴールではありません。補聴器やアプリなどのテクノロジー、筆談や手話、ちょっとした話し方の工夫など、使えるものは何でも使って「心と心が通じ合う喜び」を取り戻すためのヒントをたくさん詰め込みました。
こんな方に届いてほしい一冊です
- ご自身やご家族の聞こえにくさに不安を感じている方
- 補聴器や人工内耳の購入・活用で悩んでいる方
- 聞こえにくさのあるお子さんを育てている保護者の方
- 職場や学校で、当事者の方へどう配慮すればよいか知りたい方
- 患者さんや利用者さんへの関わり方に悩む支援者・介護スタッフの方
気になる方はぜひ、手にとっていただけると嬉しいです。


